本章の課題
・ガード崩しの特性
・側面からのガード崩し
・ガード崩しを踏まえた戦略
・足位置とガード崩しとの関係
12・5 ガード崩しの特性
Figure 12−13
Figure 12−14
12・6 側面からのガード崩し
Figure 12−15. click here if you want to see follow-up combo.[6,7]
Figure 12−16. click here if you want to see Supporting Information 1.
Figure 12−17
12・7 ガード崩しを踏まえた戦略
Figure 12−18
Figure 12−19
Figure 12−20. click here if you want to see Supporting Information 3.
Figure 12−21
12・8 足位置とガード崩しとの関係
Figure 12−22. click here if you want to see Supporting Information 4.
Table 12−1
References
[1] ファジーガード 1
[2] 簡易投げ抜け
[3] ガード後の確定反撃
[4] ファジーガード 3
[5] VF5FSレタスメモ: ttp://lettuce1789.blog133.fc2.com/blog-entry-130.html
[6] kanブログ: ttp://kazenogotoku.lolipop.jp/vf5fs/kan/archives/1429
[7] kanブログ: ttp://kazenogotoku.lolipop.jp/vf5fs/kan/archives/1066
[8] キャッチおよびガード崩しの特性 2
[9] kanブログ: ttp://kazenogotoku.lolipop.jp/vf5fs/kan/archives/2651
[10] Supporting Information 2
[11] 有利・不利
[12] 一手先を考えて行動する 1
[13] 有利大における投げ
[14] 打撃の属性 1
[15] VFRメモ: ttp://vf5r.blog17.fc2.com/blog-entry-882.html
[16] 足位置
[17] スカ確をとってみよう
・ガード崩しの特性
・側面からのガード崩し
・ガード崩しを踏まえた戦略
・足位置とガード崩しとの関係
ガード崩しはバーチャファイター2 (since 1994)で導入され,バーチャファイター3 (since 1996)においてほぼ確立した攻撃手法です.過去数年にわたり,ガード崩しの有用性はファジーガード[1]や簡易投げ抜け[2]に代表されるさまざまな防御技術を崩す数々の例によって実証されています.使用キャラクターがガード崩しをもつのならば,対戦で心強い味方となるでしょう.
12・5 ガード崩しの特性
ガード崩しはGボタンを押しっぱなしにしてガードしている相手のバランスを崩して仰け反らせますが,直接ダウンを奪うことはできません.仰け反り中は打撃での追撃や投げを回避することができません.また,ガード崩しによって生じたよろめきモーションは回復操作によって短縮することができません.たとえばアキラの上段ガード崩しである開跨 6P+K+Gが成立すると15フレーム有利となります (Figure 12−13). 従って,発生14フレームの上歩川掌が確定し,コンボで追撃できます.
Figure 12−13
下に示す図では,Player 1のプッシュ 66P+KがPlayer 2のガードを崩して9フレーム有利な状況となっています (Figure 12−14). この場合,よろめいているPlayer 2を投げることができるので,発生9フレームのスパインバスター 6P+Gが確定します (もちろん,投げ抜けによって回避することはできます).[3]
Figure 12−14
12・6 側面からのガード崩し
側面をとっている状況では,ガード崩しは単純かつ容易に使用できる極めて強力な武器となります.よろめきモーション終了後,相手はさらに3フレーム無防備な状態が続きます.[4] 下図ではPlayer 1が中段ガード崩しである撃歩翻跨 2P+K+GによってPlayer 2のガードを側面から崩しています (Figure 12−15). このとき,Player 1は14フレーム有利となり,発生16フレームの搓提 3K+Gで追撃しました.なぜなら,Player 2が17 (14 + 3 defenseless[4])フレームの間,ガード,避け,ダッシュ,移動,当て身およびいなしを行うことができないからです.[5] 側面をとった状況では,派生技である伏虎 3K+GP+Kが連続ヒットすることも見逃せません.
Figure 12−15. click here if you want to see follow-up combo.[6,7]
同じ状況でPlayer 1が搓提の代わりに提膝弾腿 (K+G release G within 1 frame)を選ぶとせっかくのチャンスをふいにしてしまうかもしれません (Figure 12−16). Player 2は膝をガードできませんが,しゃがみ状態でくらうことで浮きを低くすることができるからです (See also chapter 12−2).[8,9]
Figure 12−16. click here if you want to see Supporting Information 1.
ウルフのプッシュが相手の側面からカウンターヒットしたときには注意が必要です.側面ヒットによるフレームボーナスが加算されて16 (14[10] + 2 bonus advantages[11])フレーム有利となるのは予想通りでしょう (Figure 12−17). しかし,目つきがヒットした場合と同様に,[4] Player 2は側面の行動不能時間を生じることなく直ちに正面を向くことから,発生17フレームの打撃はガードされてしまいます.
Figure 12−17
12・7 ガード崩しを踏まえた戦略
下に示す図では,Player 1はPlayer 2の裡門頂肘 66Pをガードして5フレーム有利となっています (Figure 12−18). この状況で,Player 2は中段と投げの二択をファジーガードで回避しようとしました.ここで注目するべきことは,Final Showdownでは最速のタイミングでガード崩しを行うだけで容易に相手のファジーガードを崩すことができるということです.
Figure 12−18
同じ状況で,Player 2は提膝弾腿 (17 frames attack)を選びました.しかし,迎面探爪 6P+K+G (19 frames attack)のほうが先に持続段階に達することから,暴れは潰されてしまいます (Figure 12−19).
Figure 12−19
Player 2が2Pを選択すると,Player 1の迎面探爪に対してカウンターヒットします (Figure 12−20). Player 1が一手先を考えて行動する技術を身につけているならば,下段パンチで潰されることは気にしないでしょう.[12] なぜならば,ラウは特定の状況で投げをローリスクで回避することができるきっキックキャンセル KGを備えているからです.キックキャンセルの詳細ついてはchapter 13で述べます.[13]
Figure 12−20. click here if you want to see Supporting Information 3.
この状況でしゃがみ判定をもつ打撃(たとえばアキラの鉄山靠 466P+K, 17 frames attack)を用いると上段攻撃,すなわち迎面探爪を回避できることは既に知っているはずです (Figures 12−21).[14]
Figure 12−21
12・8 足位置とガード崩しとの関係
VF5 Final Showdownにおいてガード崩しを使用する際は,なるべく相手に接近した状況を選ぶのが賢明でしょう. 顕著な例として,ジャンのガード崩し 日輪驚膝 46P+KKPPKPKがあげられます.Figure 12−22でPlayer 1はPlayer 2のファジーガードに対して月紅衝拳 46P+Kを行いました.実際,Player 1はガードを崩すことに成功していますが,残念ながら派生である水虎撃槌 46P+KKPが空振りしています.[15]
Figure 12−22. click here if you want to see Supporting Information 4.
何が原因となっているのかを知ることは非常に重要です.chapter 9で述べた足位置の概念を思い出して下さい.[16] 月紅衝拳を使用する前に,足位置が平行であることをしっかり確認しましょう.重要なのは:
|
足位置とガード崩しとの関係についてもっと深く理解するために,下のTable 12−1を見て下さい.この表は,状況ごとにアキラの開跨が成立するかどうかを示しています.この表をもっと活用するためには,chapter 22を参照して下さい.[17]
Table 12−1
References
[1] ファジーガード 1
[2] 簡易投げ抜け
[3] ガード後の確定反撃
[4] ファジーガード 3
[5] VF5FSレタスメモ: ttp://lettuce1789.blog133.fc2.com/blog-entry-130.html
[6] kanブログ: ttp://kazenogotoku.lolipop.jp/vf5fs/kan/archives/1429
[7] kanブログ: ttp://kazenogotoku.lolipop.jp/vf5fs/kan/archives/1066
[8] キャッチおよびガード崩しの特性 2
[9] kanブログ: ttp://kazenogotoku.lolipop.jp/vf5fs/kan/archives/2651
[10] Supporting Information 2
[11] 有利・不利
[12] 一手先を考えて行動する 1
[13] 有利大における投げ
[14] 打撃の属性 1
[15] VFRメモ: ttp://vf5r.blog17.fc2.com/blog-entry-882.html
[16] 足位置
[17] スカ確をとってみよう
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