2 『VF5FS VERSION A. REVISION1



dbb6a32a

以前、「プロスペクト理論というものを紹介したが、今回はそれを元に攻略してみたい。



プロスペクト理論
とは認知心理学者であるカーネマントヴァスキーによって考えだされた意志決定理論である。

具体的な例は以前にも紹介したが、念の為復習すると…

 
質問 1
あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。


選択肢 A. 100万円が無条件で手に入る。
 
選択肢 B. コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。



質問 2
あなたは200万円の負債を抱えているものとする。そのとき、同様に以下の二つの選択肢が提示されたものとする。


選択肢 C. 無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。


選択肢 D. コインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら負債総額は変わらない。






質問 1ではコインを投げず : 選択肢 A質問 2ではコインを投げる人: 選択肢 Dが圧倒的に多いとされている。


 





質問 1で確実に100万円が手に入るAを選択したのであれば、質問 2でも確実なCを選択をしても良いはずである。





しかし、質問 2では確実性を重視しない傾向が強くなる。





つまり、





人は利益を得る場合には確実な行動を取り、

損失を被る場合は博打に傾向しやすいのだ 。





わかりやすく言えば




 

人は 指をくわえて損をするのは悔しいからもがき

利益を得るとなれば口を開けて待つのである。


  




前置きが長くなったが、これをバーチャに当てはめてみると… 






利益を得る状況を当ブログでは『優勢』と表現しよう



優勢な状況とは、以下の状況がわかりやすい

・体力勝ちしている 
・コンボを決めた直後 
・投げた直後 
・受け身攻めを決めた直後


優勢な場合は、確実性を重視するから… 

・+12Fはダメージは小さいがPKを決めておく 
・不利であっても逆2択は保留にする 
・事故るのも勿体無いから、とりあえず様子見しておく 
・とりあえずゆとりを仕込んでおく 
・リスクの小さい肘をとりあえず出してみる 

などが予想できる 。







一方、損失を被る状況を『劣勢』と表現しよう。



劣勢とは以下の状況がわかりやすい

・体力負けしている
・投げられた直後
・コンボを決められた直後
・受け身攻めを決められた直後


劣勢であれば博打に傾向しやすくなるから… 

・期待をこめた大暴れ
・意地でもコンボを決めようとする体内打撃
・意地でも最大投げを決めようとする体内投げ
・何もかもかなぐり捨てたぼっしゃが … 

などが予想できる 。






 これらの行動は、本人が読んだ上で行動したとしても心理的に優勢劣勢であればプロスペクト理論に基づいている可能性は高いと考えられる 。

思い当たるフシは誰にでもひとつはあるのではないだろうか? 




プレイスタイルに一貫性が無い天然プレイヤーであっても、この心理を覆すことは なかなか難しいのではないかと思う。

もし、よく対戦するプレイヤーでイマイチ勝てないプレイヤーがいたら、 この理論を参考にすれば少しは勝率が変わるかもしれない。








ただし、これは心理であって真理では無い


 だが、アテにする価値は十分にあるのだ







お手数ですが, こちらを→ クリックして

ブログランキングにご協力ください.




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

プライバシーポリシー

本サイトではよりよいバーチャファイター攻略の提供を目的として,Google Analyticsを用いてアクセス情報を収集しています.Google Analyticsは,ファーストパーティCookieを利用して利用者のアクセス情報を収集します.アクセス情報の収集方法および利用方法は,Google Analyticsサービス利用規約およびGoogleプライバシーポリシーによって定められています.Google Analyticsについての詳細は,次のページをご参照ください:Google Analytics

ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ

・記事が役に立ったら左のバナーをクリックしてね!
・Please click the banner if you are satisfied with our article!