20070721 009
人は追い込まれた際に, なんとかその穴埋めをしようとする.

その穴埋めこそ, 付け入る隙である.

穴埋めは心理的に追い込まれて出す行動であり, 理に叶っていない行動が多いからだ. 


例えば,

漁の体力: 50
覆の体力: 120

とする



漁は何とかしてこの体力差を縮めなければ, 勝てない訳だ.





この状況下で2種類のシチュエーションを元にして考えてみたい.





1: 当該状況下で受け身攻めをする場合.


漁にとって, 投げられるのだけは絶対に避けたいと考える.

何故なら, 一発KOされるからである.

加えて投げを嫌うプレイヤーは星の数程いるからだ.



一方, 打撃も喰らいたくはない.

しかし, 打撃に関してはリスクの少ないものを重ねられるとガードではリターンが薄い.



そこで, 漁は勝ちに単純にすがりつくのだ.



「もし投げにきたり, 遅らせてきたら,
   大暴れすればCHで半分持っていけるから膝で暴れよう!
   もしかしたら当たるかもしれない…!」




正しい判断だろうか?



そんな事はない.



膝をガードされて, 覆のP+KPPを確定反撃で喰らえば, ぴったりKOされるからである.





この心理状態を

「スーパーコンボゲージ点灯中」

と呼んでいる.





スーパーコンボゲージが点灯しているときは, 地道にN択をかけようなどという心理は働きにくい.

よってこのような状況下では, 覆側としてはズバリ









「何もしない」


のが非常に安定かつリターンが大きいのだ.


暴れていればガードしてしっかり反撃し, 避けていれば見てからリスクの小さい打撃を重ねるだけでよい.








2: N択のかけにくい状況下でのビハインド側の動き.


例えば, 上記状況下で, 漁の起き上がり下段蹴りがガードされたとする.


覆側はしゃがんでいるため, N択がかけにくい状況である.


当然この局面での投げは最速では出されない.


2Pなど, 技後がしゃがみ状態で, 隙が無い打撃がガードされた場合に, 一番警戒すべきは体内投げである.


最速の2択は, ゆっくり立ち上がるだけで, どちらも封殺されてしまうから, それを潰すためには, 体内投げが一番楽だからである.




楽だからといってそれが正解とは限らない.




なぜなら, この局面での覆側の守りは,
ファジーからのぼっしゃがと, 大暴れで大半の攻めは封殺できるため



一番楽な体内投げは, 守る側がどちらの選択肢をとっても, 崩すことはできないからである.



ビハインド側は, どうしてもダメージを奪いたいがため,

こちらの行動を伺いながらの戦い方にシフトしやすくなるのだ.







もちろん、これは真理ではない.



だが, アテにする価値は十分にあるのだ.

 
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